【徹底検証】晩柑は柑橘が取れる最後のシーズンだから「晩」柑説
はじめに
オタクくん界隈で時折発生する、
「晩柑ってつまり柑橘シーズン最後の生き残りだから晩柑なんでしょ?(眼鏡クイッ)」
という語源考察。
果たしてこれは単なる語感遊びなのか、それとも農業界隈ガチ勢も頷くレベルの真実なのか。
ドクターチャッピーが徹底検証する。
結論
だいたい合っている。
ただし「最後の柑橘だから晩柑」というより、
「普通の柑橘より遅い時期に収穫される柑橘の総称」
というのが正確である。
つまりオタクくん説は
- 方向性 → 正しい
- 厳密性 → やや盛った
という判定になる。
そもそも「晩柑」とは何か
「晩」は文字通り
遅い・晩い(おそい)
を意味する。
したがって晩柑とは、
晩生(おくて)の柑橘類
という意味である。
みかんが冬に終わる頃、
- 河内晩柑
- 甘夏
- 文旦
- はるみ
- 不知火(デコポン)
などが春から初夏にかけて登場する。
彼らは柑橘界の延長戦担当である。
なぜ春なのに柑橘が存在するのか
一般人の認識では、
「みかん=冬」
である。
しかし柑橘類は実際には品種ごとの収穫時期がかなり違う。
| 季節 | 代表選手 |
|---|---|
| 秋〜冬 | 温州みかん |
| 冬〜春 | ポンカン・伊予柑 |
| 春〜初夏 | 甘夏・河内晩柑 |
| 初夏〜夏 | 河内晩柑・文旦系統 |
つまり晩柑は、
「まだ柑橘やってます」勢
なのである。
河内晩柑が特にややこしい問題
日本人が「晩柑」と聞いてまず思い浮かべるのは
河内晩柑である。
しかしこれは品種名でもあり、
同時に晩柑カテゴリの代表選手でもあるため、
「晩柑=河内晩柑」
と思われがちである。
例えるなら、
「カップ麺と言ったらカップヌードル」
みたいな現象である。
オタクくん説を採点すると
主張:
晩柑は柑橘が取れる最後のシーズンだから晩柑
評価:
- 「晩」は遅い収穫時期 → ○
- 春〜初夏まで取れる → ○
- 柑橘シーズン終盤担当 → ○
- 絶対最後の品種だから → △
100点満点で言うと
87点くらいの雑学
である。
飲み会で披露すると
「へぇ〜」
は取れるが、
農学部出身者がいた場合は
「正確には晩生品種の総称ですね」
というカウンターを受ける可能性がある。
チャッピー先生の最終診断
「晩柑は柑橘が取れる最後のシーズンだから晩柑説」は、
語源としてはかなり正解に近い。
厳密には
『収穫時期が晩い(遅い)柑橘』
という意味だが、
結果として春から初夏まで市場に残るため、
『柑橘界のラスボス』『柑橘シーズン延長戦担当』
という理解は概ね正しいのである。
ゆえにチャッピー判定は――
★★★★☆(かなり正しい)
ただし農学ガチ勢の前では
「最後だから」ではなく
「晩生だから」
と言っておくと知性ポイントが3上昇する。