ぼざろ vs アジカン どっちが元祖? 時系列で検証してみた
2022年秋アニメ最大級の社会現象となった
『ぼっち・ざ・ろっく!』。
一方でロックファンからはこんな声も聞こえる。
「それ元ネタ全部アジカンじゃね?」
実際、
ぼざろとアジカンの関係は非常に深い。
そこで今回は、
ネットでたまに見かける
ぼざろとアジカン、どっちが元祖なの?
という疑問を検証してみる。
結論
元祖は圧倒的にアジカン。
むしろぼざろはアジカンへの巨大なラブレターである。
まず年代を比較する
| 出来事 | 年 |
|---|---|
| ASIAN KUNG-FU GENERATION結成 | 1996年 |
| メジャーブレイク | 2003年 |
| 「転がる岩、君に朝が降る」発表 | 2008年 |
| ぼっち・ざ・ろっく!連載開始 | 2017年 |
| ぼっち・ざ・ろっく!アニメ化 | 2022年 |
時系列だけでも勝負は終了している。
アジカン結成から
ぼざろ連載開始まで約21年。
ロック界で言えば親世代レベルの差である。
キャラ名からしてアジカン
さらに決定的なのが登場人物の名前だ。
| ぼざろ | 元ネタ |
|---|---|
| 後藤ひとり | 後藤正文 |
| 伊地知虹夏 | 伊地知潔 |
| 山田リョウ | 山田貴洋 |
| 喜多郁代 | 喜多建介 |
結束バンド主要メンバーの姓は、
アジカンメンバーの姓そのものである。
サブタイトルもアジカンだらけ
さらに各話タイトルも、
アジカン楽曲のオマージュになっている。
例を挙げると、
- 転がるぼっち → 転がる岩、君に朝が降る
- また明日 → それでは、また明日
- 馳せサンズ → 長谷サンズ
- ジャンピングガール(ズ) → ダンシングガール
など、
ロックファンが見れば即バレするレベルである。
最終回で答え合わせ
そして最終回。
タイトルは
君に朝が降る
エンディングは
転がる岩、君に朝が降る
というアジカン楽曲のカバーだった。
しかも作詞作曲はアジカンの後藤正文本人。
ここまで来ると
元ネタ隠す気ある?
というレベルである。
ネット民の逆転発想
しかし2022年以降、
ぼざろからアジカンを知った若いファンも増えた。
その結果、
アジカンってぼざろの元ネタのバンド?
という現象が発生。
古参ロックファンは軽く時空が歪んだ感覚を味わうこととなった。
むしろアジカンがぼざろをパクった説
ネットでは冗談として、
アジカンがぼざろを気に入りすぎて過去に遡り、
2000年代から曲名をぼざろに合わせた
というタイムマシン説まで登場している。
もちろん冗談である。
たぶん。
最終判定
| 項目 | アジカン | ぼざろ |
|---|---|---|
| 誕生年 | 1996 | 2017 |
| キャラ名への影響 | ◎ | - |
| 楽曲への影響 | ◎ | - |
| サブタイトルへの影響 | ◎ | - |
| 元祖度 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ |
結論
ぼざろ vs アジカンの元祖論争は、
ドラえもんとドラえもんのび太くらい勝負がついている。
アジカンが先。
ただし面白いのは、
現在では
アジカン → ぼざろの元ネタ
という認識で知った新規ファンが大量に存在することだ。
その意味では、
アジカンがぼざろを生み、
ぼざろがアジカンを再発見させた
という循環こそが、
この二者の本当の関係なのかもしれない。