【検証】ドンキの「EDRP」はウォルマートの「EDLP」のパクリなのか?
2026年6月、ドン・キホーテを展開するPPIHが新たな低価格PB
「EDRP(EveryDay Real Price)」
を発表した。天然水500ml税抜37円など衝撃的な価格設定が話題となった。
しかしネット民は別の部分に反応した。
「EDRPってEDLPのパクリでは?」
「LをRに変えただけじゃね?」
「これ絶対ウォルマート意識してるだろ」
今回はその疑惑を検証する。
そもそもEDLPとは何か
EDLPとは
Every Day Low Price
の略である。
特売に頼らず、
常に安い価格で販売するという小売業界の有名な価格戦略だ。
特に米国の
ウォルマート
が採用したことで世界的に知られるようになった。
簡単に言えば、
「今だけ特価!」
ではなく
「いつ来ても安いです」
という思想である。
そして現れたEDRP
一方ドンキのEDRPは
EveryDay Real Price
の略称。
PPIHによれば、
「毎日の暮らしに本当に必要な安さ」
という意味が込められている。
つまり比較すると、
| 略称 | 正式名称 |
|---|---|
| EDLP | Every Day Low Price |
| EDRP | EveryDay Real Price |
L(Low)がR(Real)になっただけである。
ネット民がざわつくのも無理はない。
偶然説を検証する
では偶然なのだろうか。
結論から言うと、
偶然である可能性は低い
と思われる。
なぜならEDLPは小売業界では超有名な概念であり、
価格戦略を学んだ人間ならまず知っている用語だからである。
特にドンキほどの巨大流通企業が、
EDLPを知らずにEDRPという名称へ到達する確率はかなり低い。
しかし「パクリ」とも言い切れない理由
一方で、
完全なコピーとも言えない。
EDLPは価格戦略そのもの。
EDRPはPBブランド名である。
さらにドンキ側は
「Low Price」ではなく
「Real Price」
という表現を採用している。
これは単なる安売りではなく、
余計なコストを削った結果の適正価格
というニュアンスを出したかった可能性が高い。
ネット民的にはどう見えるか
客観的に見ると、
マクドナルドとマクダーナル
スターバックスとスターバックス
EDLPとEDRP
くらいには元ネタが透けて見える。
少なくとも
「業界人がEDLPを知らずに命名しました」
という説明よりは、
「EDLPを意識しながら独自ブランド化しました」
の方が自然である。
結論
ドンキのEDRPは、
- ウォルマートのEDLPと名称構造が極めて似ている
- 小売業界人がEDLPを知らない可能性は低い
- 思想的にも「毎日安い」が共通している
以上から、
「完全な偶然説」より
「EDLPを強く意識したオマージュ説」
の方が説得力が高い
と言えるだろう。
ネット民風にまとめるなら、
パクリというより、
小売業界版リスペクト案件。
ただしLをRに変えただけ感は否定できない。