【検証】まいばすけっととビッグ・エーで同じイオンPB「ベストプライス フィッシュソーセージ」が約50円違うのは許されるのか?
庶民の味方として知られるイオン系プライベートブランド「ベストプライス」。
ところがある日、消費者は気付いてしまった。
「えっ……同じ商品なのに店によって50円くらい違うんだが?」
今回検証するのは、
ベストプライス フィッシュソーセージ。
まいばすけっとでは約150円前後、
ビッグ・エーでは約100円前後で販売されているケースが確認され、
ネットでは
「同じイオン系列なのに何で?」
「これもう価格差別だろ」
「歩いて行けるならビッグ・エー一択」
などの声も見られる。
果たしてこの価格差は許されるのだろうか。
そもそも同じ商品なのか?
まず大前提として、
商品コードや内容量が同一なら、
ほぼ同じ商品である。
つまり今回のケースは、
- メーカーが同じ
- ブランドが同じ
- 内容量も同じ
という状態であり、
消費者目線では
「同じ物」
と考えて差し支えない。
なぜ50円も違うのか
理由① 店舗形態が違う
ビッグ・エーは元々
「極限までコストを削るハードディスカウントストア」
として運営されている。
商品の陳列方法も簡素、
人員も少なめ、
店舗設備も最低限。
その代わり価格は安い。
一方まいばすけっとは、
「都市型ミニスーパー」
であり、
駅近や住宅街に大量出店している。
家の目の前にある便利さ込みの価格と言える。
理由② 競合環境が違う
ビッグ・エーの周辺には、
- 業務スーパー
- ロピア
- OKストア
- 西友
など激安店が存在するケースが多い。
一方でまいばすけっとは、
「徒歩3分で行ける冷蔵庫代わり」
として機能していることが多い。
つまり、
安さを売る店と、
便利さを売る店
では価格戦略が異なるのである。
理由③ 消費者が買ってしまう
身も蓋もない話だが、
企業は売れる価格で売る。
もし150円でも十分売れるなら、
わざわざ100円に下げる理由がない。
経済学的には極めて合理的である。
消費者感情としてはどうなのか
理屈は分かる。
だが感情は別である。
なぜなら消費者は
「PB=どこでも同じ価格」
というイメージを持ちやすいからだ。
同じイオン系列、
同じパッケージ、
同じ商品。
それなのにレジへ持っていくと
50円差。
フィッシュソーセージ1本なら笑い話だが、
毎日の買い物になると話は変わる。
ネット民的結論
ネット民の感覚を要約すると、
「法律的には許される」
「商売としても理解できる」
「でも知ったらビッグ・エーで買う」
である。
特にフィッシュソーセージのような
価格が分かりやすい商品は、
消費者にとって
「価格比較の基準商品」
になりやすい。
そのため50円差は意外と大きく感じる。
結論
まいばすけっととビッグ・エーで
同じベストプライスのフィッシュソーセージが
約50円違う問題。
結論としては、
企業的には許される。
消費者感情的にはちょっとモヤる。
である。
そして今回の検証で分かったのは、
「PBだから安い」のではなく、
「どの店で買うか」が重要
ということだ。
フィッシュソーセージ1本の価格差は50円。
しかし10本買えば500円。
ネット民がビッグ・エーのチラシを凝視する理由は、
案外そこにあるのかもしれない。