QUIZとRIDDLEの違い、「RIDDLEの方が割と巫山戯ている説」を検証する
英語圏では「クイズ」と「リドル(謎々)」は似ているようで、
実はかなりニュアンスが違う。
日本語だと両方まとめて
「なぞなぞ」
「クイズ」
で処理されがちだが、
英語圏では
QUIZは“知識問題”寄り、RIDDLEは“言葉遊び・屁理屈・引っ掛け”寄り
という感覚がかなり強い。
そしてネットでは、
「RIDDLEって割と真面目に考えるだけ無駄な、ふざけた問題多くね?」
という認識も存在する。
そもそもQUIZとは何か
QUIZの語源はかなり曖昧だが、
19世紀には「短い試験」「知識確認問題」として定着している。 0
つまりQUIZは基本的に、
- 知っているか
- 覚えているか
- 学習したか
を問うもの。
学校の小テストがquizなのもこのためである。
一方RIDDLEは何なのか
RIDDLEは古英語由来で、
「推測」「解釈」「読解」に近い意味を持っていた。 1
現代的には、
「意図的に曖昧・変な表現をして、
相手を混乱させる問い」
という性格が強い。 2
つまり、
| QUIZ | RIDDLE |
|---|---|
| 知識確認 | 発想・解釈ゲーム |
| 正攻法 | 屁理屈歓迎 |
| 学校感 | トリックスター感 |
| 真面目 | 悪ふざけ寄り |
RIDDLEは「問題」ではなく「罠」に近い
RIDDLEの代表例を見ると、
かなりその性格が分かる。
“What has keys but can’t open locks?”
(鍵を持ってるのに鍵を開けられないものは?)
答え:
「ピアノ」
これは知識問題ではなく、
“key”という単語をどう解釈するかのゲームである。
さらに有名なものになると、
「取れば取るほど大きくなるものは?」
→ 穴
など、
半分オヤジギャグ
みたいなものも大量にある。 3
つまりRIDDLEは“真面目に考えた奴が負け”構造になりやすい
QUIZは普通、
- 知識量
- 記憶
- 論理
で解ける。
しかしRIDDLEは、
- 言葉の別意味
- 視点変更
- 言語トリック
- 発想飛躍
- 屁理屈
を前提にしている。
そのため、
「いや普通そう解釈しないだろ」
という回答が普通に正解になる。
これが
「RIDDLEは割と巫山戯ている」
と言われる最大の理由だ。
海外でも「RIDDLE=変な問題」扱いは普通
英語圏でもRIDDLEは、
純粋論理というより
“ひねくれた言葉遊び”
扱いされることが多い。
実際、
研究論文でもRIDDLEは
「figurative language(比喩表現)」や
「linguistic creativity(言語的創造性)」
が必要と説明されている。 4
つまり、
真面目な数学問題というより、
「言葉の裏を読め」
文化に近い。
日本語の「なぞなぞ」も実はRIDDLE寄り
日本語のなぞなぞも、
かなりRIDDLE文化に近い。
「パンはパンでも食べられないパンは?」
→ フライパン
これは完全に
“単語トラップ”であり、
知識問題ではない。
つまり、
日本人がイメージする「なぞなぞ」は、
かなり英語のRIDDLEに近い。
結論:「QUIZは試験、RIDDLEは宴会芸」説
結局のところ、
- QUIZ → 正面から解くもの
- RIDDLE → 出題者の性格の悪さを読むもの
という違いがある。
そしてRIDDLEは、
本質的に
「発想を裏切ってニヤつく遊び」
なので、
ある意味かなり
“ふざけた文化”
なのである。
だからこそ、
古代ギリシャのスフィンクスから、
現代インターネットの「引っ掛けなぞなぞ」まで、
RIDDLE文化は妙に長生きしているのかもしれない。
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