ディップスと腕立て伏せは、どちらも上半身の筋力を鍛えるための自重トレーニングですが、主に鍛える部位にはいくつかの違いがあります。
ディップス
主なターゲット部位:
- 大胸筋下部: ディップスは特に大胸筋の下部を重点的に鍛えることができます[4][5]。
- 上腕三頭筋: ディップスは上腕三頭筋にも大きな負荷をかけるため、効果的に鍛えることができます[2][4]。
- 肩の筋肉: 三角筋(特に前部)も関与します[5]。
動作:
- 体を2本のバーの間に置き、腕を使って体を上下に動かします。
- 主に垂直方向の動作で、体重を支えるために腕と胸の筋肉を使います。
腕立て伏せ
主なターゲット部位:
- 大胸筋全体: 腕立て伏せは大胸筋全体を均等に刺激します[1][4]。
- 上腕三頭筋: 上腕三頭筋も鍛えられますが、ディップスほどの負荷はかかりません[1][4]。
- 肩の筋肉: 三角筋(特に前部)も関与します[1]。
動作:
- 床に手をついて体を上下に動かします。
- 主に水平方向の動作で、体幹の安定性も求められます。
比較
種目 | 主なターゲット部位 | 動作の方向 | 特徴 |
---|---|---|---|
ディップス | 大胸筋下部、上腕三頭筋、肩 | 垂直方向 | 高負荷で筋力強化に効果的 |
腕立て伏せ | 大胸筋全体、上腕三頭筋、肩 | 水平方向 | バリエーションが多い |
結論
ディップスと腕立て伏せは、どちらも大胸筋と上腕三頭筋を鍛えることができますが、ディップスは特に大胸筋下部と上腕三頭筋に強い負荷をかけるのに対し、腕立て伏せは大胸筋全体に均等に負荷をかける傾向があります。トレーニングの目的や鍛えたい部位に応じて、これらの種目を使い分けると良いでしょう。
引用:
[1] 腕立て伏せ徹底ガイド – AthleteBody.jp https://athletebody.jp/2016/02/23/pushup-guide/
[2] リバースディップス(プッシュアップ)のやり方とは?上腕三頭筋 … https://uchinogym.com/blogs/news/how-to-do-reverse-dips
[3] 30日間、「ディップス」「腕立て伏せ2種」「懸垂」を毎日続けて … https://www.esquire.com/jp/menshealth/wellness/g36455333/what-happened-when-a-calisthenics-athlete-spent-30-days-growing-strength-and-muscle/
[4] 筋トレ「ディップス」で大胸筋を鍛える!効果や正しいやり方を紹介 https://wellulu.com/moderate-exercise/15613/
[5] ディップスの正しいやり方を解説|厚い胸板や大きい肩を手に入れ … https://the-personal-gym.com/chest-training-dips/
[6] ディップスをやれば腕立て伏せはやらなくて良い?【どっちも重要】 https://nomen-workout.com/dips-or-pushup/
[7] 「プッシュアップ(腕立て伏せ)」のやり方や効果は?鍛えられる … https://wellulu.com/moderate-exercise/16514/
[8] 上半身(胸・腕・肩)を鍛える筋トレ「ディップス」のやり方と https://melos.media/training/72527/