Skrillex×TAICHUは「Push」だけじゃない。「Tranki」と未発表のFlava DコラボIDまで、3つの接点を徹底解説
2026年11月2日時点の情報です
「Skrillexのセットで流れる、あの女性ボーカルの曲は誰?」——最近のSkrillex(スクリレックス)のライブで耳にするスペイン語まじりのボーカルの正体は、アルゼンチン出身のシンガー/ラッパー、TAICHU(タイチュ)です。本名はTais López Miranda。
実はSkrillexとTAICHUの接点は、知られている曲だけでも3つあります。リリース済みの2曲と、まだ世に出ていない未発表曲1曲です。ひとつずつ、確認できた事実をもとに整理します。
1. 「Push」(2024年)——最初の公式コラボ
2024年にリリースされた「Push」は、Skrillex、Hamdi、TAICHU feat. OFFAIAHという布陣の一曲。TAICHUはボーカルだけでなく、作詞・作曲クレジット(Writer)にも名を連ねています(Qobuzのクレジット表記による)。
UKガラージ〜ベースラインの流れを汲むサウンドに、TAICHUのスペイン語ボーカルが乗るスタイルは、この曲で一気に知られるようになりました。
2. 「Tranki」(2026年)——最新アルバム『SOMA』収録
2曲目は、2026年6月5日にサプライズリリースされたSkrillexのアルバム『SOMA』の3曲目「Tranki」。クレジットはSkrillex、Tracey、TAICHU、ANITA B QUEENで、曲の長さは3分18秒。TAICHUはこの曲でもボーカルで参加しています。
『SOMA』は全13曲・42分、OWSLA/Atlanticからのリリース。「Push」から約2年、TAICHUがSkrillexのアルバム本編に起用されたことで、両者の関係が一過性のコラボではないことがはっきりしました。
SOMA
Skrillex
「Tranki」を含む全13曲を収録した2026年の最新アルバム。ISOxoとの共作など、現在のSkrillexの音が凝縮された一枚です。まずはこの中の「Tranki」で、TAICHUの声を聴いてみてください。
| 形式 | Amazon Music(デジタル/ストリーミング) |
|---|---|
| 収録曲数 | 13曲・42分 |
| リリース | 2026年6月5日 |
| レーベル | OWSLA / Atlantic Recording Corporation |
※「Tranki」は3曲目に収録されています。
3. Skrillex & Flava D feat. TAICHU「ID」——まだタイトルも発売日もない未発表曲
そして3つ目が、ファンの間で一番話題になっている未発表曲です。セットリスト上では「Skrillex & Flava D & Taichu – ID」と記載される曲で、ボーカルはTAICHU、プロデュースはSkrillexとUKベースラインの雄Flava Dという布陣とされています。
確認できている事実
・2026年のACL Festival(オースティン)では、セットの2曲目にプレイされた
・2026年10月11日、Head Trip(カリフォルニア州インディオ、Empire Polo Club)でも3曲目にプレイされ、このセットでは「Tranki」→このID→「Push」が序盤に続けて披露された
・Flava Dは2020年12月のInstagramのAMAで、Skrillexとのコラボの存在をほのめかしていた(ただし、それがこの曲と同一かは未確認)
2026年11月2日時点で、この曲は「ID」(未発表曲の仮称)として扱われており、公式タイトル・リリース日は発表されていません。ネット上の動画で見かける「Skrillex & Flava D ft. TAICHU – ID」という表記も、セットリストやファン投稿に基づくものです。発売日が決まったという情報は、現時点では確認できていません。
Flava Dの音を知っておくと、このIDへの期待値がさらに上がります。彼女の代表作といえば、ロンドンの名門クラブfabricのミックスシリーズの一枚です。
FABRICLIVE 88: Flava D
Flava D
UKガラージ、ベースライン、グライムを横断するFlava Dのミックス作品。2016年のリリースながら、彼女のスタイルの原点として今も聴かれ続けています。SkrillexとのIDが好きな人には、まず押さえてほしい一枚です。
| 形式 | Amazon Music(デジタル/ストリーミング) |
|---|---|
| 収録曲数 | 26曲・1時間25分 |
| リリース | 2016年7月15日 |
| レーベル | fabric Records |
おまけ:Skrillexの原点を一枚で
「Tranki」や「Push」からSkrillexに入った人に、最後にもう一枚。2014年のデビューアルバム『Recess』は、現在のコラボ連発スタイルの礎になった作品です。10年以上前のアルバムですが、「Tranki」の抑制の効いた音作りと聴き比べると、Skrillexの変化がよく分かります。
Recess
Skrillex
Skrillexのデビューアルバム(2014年)。全11曲・49分。最新作『SOMA』と聴き比べることで、ダブステップの革命児がどう進化してきたかをたどれます。
| 形式 | Amazon Music(デジタル/ストリーミング) |
|---|---|
| 収録曲数 | 11曲・49分 |
| リリース | 2014年3月14日 |
| レーベル | OWSLA / Big Beat Records / Atlantic Recording Corporation |
まとめ
- Skrillex × TAICHUの公式コラボは「Push」(2024年)と「Tranki」(2026年、『SOMA』収録)の2曲
- Flava Dとの未発表IDにもTAICHUが参加しているとされ、2026年秋のフェスでもプレイされている
- ただしIDの公式タイトルと発売日は未発表(2026年11月2日時点)
IDの正式リリースが発表されたら、この記事も更新します。まずは『SOMA』の「Tranki」で、公式音源としてのTAICHU×Skrillexをチェックしてみてください。