以下、「イオン系でトップバリュ ベストプライスを安く買うなら、実店舗ではビッグ・エーが妙に強い」説として、公式情報を軸に検証します。
【徹底検証】イオン系で安いベストプライスを売ってるの、ビッグ・エーだけ説www
結論から言えば、「ベストプライスを扱っている=ビッグ・エーだけ」という説は成立しない。
しかし、「イオン系の中で、ベストプライスを“安さ目的”で買いに行くならビッグ・エーが異様にハマる」という意味なら、かなり筋のいい説である。
なぜなら、同じイオングループでも、
- イオン・イオンスタイル
- まいばすけっと
- マックスバリュ
- ザ・ビッグ
- ビッグ・エー
では、そもそもの店舗業態が違うからだ。
■ そもそも「ベストプライス」は何なのか?
トップバリュには複数のブランドラインが存在する。
その中でも「トップバリュ ベストプライス」は、イオンが「価値と価格のバランスを極限まで追求」すると説明している低価格ラインである。
つまり雑に言えば、
「イオンPBの中でも、とにかく価格を抑える担当」
と考えると分かりやすい。
■ そして重要なのが「ビッグ・エーも正式なトップバリュ取扱企業」
ここが今回の説の核心。
トップバリュ公式の「取扱い企業一覧」には、SM・DS事業として「(株)ビッグ・エー」が明記されている。
同じ一覧には、
- イオンビッグ
- ダイエー
- カスミ
- マルエツ
- まいばすけっと
- ビッグ・エー
などが掲載されている。
ただし公式自身が「各取扱い企業における商品ラインナップは異なっております」と注意書きをしている。
つまり、
「イオン系だから全部の店で同じベストプライス商品が買える」
わけではない。
■ では、なぜ「ビッグ・エーだけ感」が出るのか?
ここで業態の違いが効いてくる。
イオンやイオンスタイルは、食品だけではなく衣料品・住居用品・家電などまで扱う総合スーパー。
実際、イオン公式通販のベストプライスには、衣料品、キャリーケース、傘、インナー、キッズ用品などまで大量に並んでいる。
一方でビッグ・エーは、名前からしてディスカウントストア。
したがって消費者側から見ると、
「ベストプライスという低価格PB」
↓
「ディスカウント業態」
↓
「さらに安いものを探す店」
という非常に分かりやすい構造になる。
■ 「ベストプライス×ビッグ・エー」は思想的に相性がいい
トップバリュ側も、ベストプライスについて物流コスト削減などの企業努力を紹介している。
例えば、はんぺんでは販売地域ごとに製造拠点を分けて輸送距離を短縮し、炭酸水では生産拠点を増やして物流コストを削減する取り組みを説明している。
つまりベストプライス自体が、
「必要なところにコストを集中し、価格を抑える」
という思想を持つ。
これをさらにディスカウントストアのビッグ・エーで売る。
オタクくん的には、
「低価格PBを、低価格業態に投入する」
という価格圧縮の二段構えに見えるわけである。
■ ただし「ビッグ・エーだけ」は明確に言い過ぎ
ここは一次情報で冷静に訂正しておきたい。
トップバリュ公式の取扱い企業一覧を見る限り、ビッグ・エーだけではない。まいばすけっと、マルエツ、カスミ、イオンビッグなどもトップバリュ取扱企業として掲載されている。
さらにイオン公式通販では現在もトップバリュ ベストプライスの商品が348件掲載されている。
したがって、
「ビッグ・エーだけがベストプライスを売っている」
という意味なら、これは誤り。
■ しかし「安さを求める人にとってビッグ・エーがベストプライスの有力販売先」は成立
一方、今回の説を少し修正すると面白い。
| 店舗 | 業態 | ベストプライスとの関係 |
|---|---|---|
| イオン | 総合スーパー | 品揃え・売場規模が大きい |
| イオンスタイル | 総合スーパー | 衣料・生活用品まで幅広い |
| まいばすけっと | 小型スーパー | トップバリュ取扱企業 |
| ザ・ビッグ | ディスカウントストア | 低価格業態 |
| ビッグ・エー | ディスカウントストア | 低価格PBとの相性が非常に良い |
つまり「ベストプライスを売っている店」という条件だけなら多数存在する。
しかし「ベストプライスを含めて、安い食品・日用品を探す」という目的になると、ビッグ・エーの業態そのものが説を補強する。
■ さらにビッグ・エーはWAON経済圏にも組み込まれている
ここも地味に重要。
イオン公式のWAON利用店舗一覧にはビッグ・エーが掲載されており、WAONで200円(税込)ごとに1ポイント、会員登録済みWAONでは2ポイントという案内がある。
またイオンカード・AEON PayのWAON POINT2倍対象店の一覧にも、ビッグ・エーが掲載されている。
つまり現在のビッグ・エーは単なる「安い独立系スーパー」ではなく、
イオンPB+ディスカウント業態+イオンの決済・ポイント経済圏
という組み合わせになっている。
■ オタクくん的「イオン価格ヒエラルキー」が見えてくる
ここからが今回の本題。
イオン系を価格志向でざっくり分類すると、
イオン・イオンスタイル
→ 「何でも揃う」
まいばすけっと
→ 「近所で必要なものを買う」
ザ・ビッグ
→ 「ディスカウントでまとめ買い」
ビッグ・エー
→ 「余計なものを削って、とにかく安く買う」
という業態差がある。
そこにベストプライスを置くと、
ベストプライス × ビッグ・エー
という組み合わせが、消費者心理的には非常に強くなる。
■ ただし「最安値」は商品ごとに検証する必要あり
ここは重要。
「ビッグ・エーだから必ずベストプライスが最安」
とは限らない。
スーパーでは、通常価格、特売、地域別価格、容量違い、競合PB、NB商品の値下げなどが存在する。
さらにトップバリュ公式も、取扱企業によって商品ラインナップが異なると明記している。
したがって本当に情強するなら、
「店のブランド」ではなく「同一商品・同一容量の実売価格」で比較する。
■ 判定
「イオン系でベストプライスを売っているのはビッグ・エーだけ」
→ ❌ 誤り
「イオン系の中で、安さ特化のビッグ・エーはベストプライスと異様に相性がいい」
→ ⭕ かなり妥当
「ベストプライスを買う目的でイオン系を回るなら、ビッグ・エーは要チェック」
→ ⭕ 検証価値あり
■ 最終結論:「ベストプライス専門店」ではなく「ベストプライスを安く買う場所」としてのビッグ・エー
今回の説は、正確にはこうなる。
「イオン系でベストプライスを扱っているのはビッグ・エーだけではない。しかし、ベストプライスの“低価格思想”とビッグ・エーの“ディスカウント業態”は非常に相性がいいため、『安いベストプライスを買うならビッグ・エー』という体感が生まれる説」
要するに、
トップバリュ「価格を下げます」
+
ビッグ・エー「さらに安く売ることを狙います」
という、
「イオンPB低価格ライン × イオン系ディスカウント業態」
のダブル低価格シナジーなのである。
これは「ビッグ・エーだけ」という断定より、「ベストプライスを探すならビッグ・エーを外せない」という説にした方が、一次情報との整合性はかなり高い。
※今回の検証では、公式情報から「ビッグ・エーだけ」という部分は否定しつつ、**「安さ目的ならビッグ・エー×ベストプライスは相性がいい」**という形に精度を上げました。特に実売価格まで踏み込むなら、次はするとかなり強い記事になります。「ベストプライス9商品くらいを、ビッグ・エー・まいばす・イオン・ザ・ビッグで同一容量比較」