おお、これは「名曲を超える」というより、シリーズ音楽史上最大級の聖域にKH4が挑むという構図です。現時点ではKH4版「Dearly Beloved」の完成音源は確認できないため、既存情報と楽曲構造から「超える可能性」を徹底検証します。
【キングダムハーツ】当オタク社比・暫定ナンバー1「Dearly Beloved -KH2 Ver.-」をKH4が超えてくる説wwww【徹底検証】
キングダムハーツのタイトル画面で流れる、あまりにも有名な一曲。
そう、「Dearly Beloved」である。
作曲はもちろん下村陽子氏。
しかもこの曲、単なる「ゲームのタイトル画面BGM」ではない。
シリーズそのものを象徴する音楽的ロゴと言っても過言ではない。
そして当オタク社が長年聴き比べた結果、暫定ナンバー1として君臨しているのが――
「Dearly Beloved -KINGDOM HEARTS II Version-」
である。
ところが。
2026年現在、ついにKH4が本格的に姿を現してきた。
スクウェア・エニックスは2026年8月、D23 2026で『KINGDOM HEARTS IV』ロングVer.トレーラーを公開。新舞台クァッドラトゥムに加え、『リメンバー・ミー』の世界なども明らかにしている。発売予定は2027年後期だ。
ここでオタクくん、ある恐ろしい仮説に到達。
「KH4のDearly Beloved、KH2を超えてくるんじゃね?」
果たしてそんなことが可能なのか。
■そもそもKH2版がなぜ強すぎるのか
KH2版は、原曲の美しさを維持しながら、シリーズが積み重ねてきた喪失感・成長・冒険感を強く感じさせるアレンジになっている。
公式音源としても「Dearly Beloved -KINGDOM HEARTS II Version-」が収録されており、作曲・アレンジ・プロデュース等は下村陽子氏が担当している。
そして何より強烈なのが、
- ピアノ中心の静けさ
- 少し寂しい和声
- それでも完全な絶望ではない旋律
- タイトル画面という「旅の始まり」の文脈
この組み合わせである。
つまりKH2版は「悲しいのに、帰ってきたくなる」。
この感情設計がエグい。
■実は「Dearly Beloved」はシリーズそのもの
さらに重要なのは、Dearly Belovedが一作品だけのテーマではないこと。
スクウェア・エニックスの10周年ファン投票アルバムにも初代版、KH2版、358/2 Days版、Birth by Sleep版、3D版など、複数作品の「Dearly Beloved」が収録されている。つまりシリーズの歴史そのものと一緒に変化してきた楽曲なのである。
さらにBAFTAの下村陽子氏特集でも、「Dearly Beloved」はKHシリーズを象徴する楽曲として紹介され、そのシンプルな旋律と、悲しみと希望が共存するような音楽性が評価されている。
つまり、
「Dearly Belovedをアレンジする」=「過去作の思い出を再構築する」
なのである。
■ではKH4は何を背負っているのか
ここが最大のポイント。
KH4は、単純な「KH3の次」ではない。
ソラはクァッドラトゥムで目覚め、これまでとは異なる世界観の物語へ入っていく。さらにドナルドとグーフィー側では冥界を舞台とする展開も示されている。
つまり音楽的にも、
「これまでのキングダムハーツ」から「新しいキングダムハーツ」への移行
を表現する必要がある。
ここでDearly Belovedが過去作と同じ方向性になるとは限らない。
■KH4版がKH2版を超えるための条件
個人的な「好き嫌い」を抜きにして考えると、超えるためには最低でも次の要素が必要だろう。
①原曲を壊さない
まずこれ。
Dearly Belovedはメロディそのものが強すぎる。
奇をてらいすぎると、
「それもうDearly Belovedじゃなくね?」
問題が発生する。
したがってKH4版でも、核となる旋律は残す可能性が高い。
②しかしKH2版のコピーにもならない
逆にKH2版をそのまま豪華にしただけでも駄目。
それでは、
「KH2版の上位互換」
ではなく、
「KH2版のリマスター」
になってしまう。
KH4にはKH4の時代感、世界観、ソラの現在地が必要になる。
③「帰ってきた」ではなく「未知の世界へ行く」感情を入れる
これがKH4最大の武器。
KH2のDearly Belovedには、長い旅を経たシリーズらしい哀愁がある。
一方でKH4は、クァッドラトゥムという現実世界に似ているのに、明らかに異質な世界から始まる。
ならば旋律は同じでも、和声・テンポ・音色・残響・低音などを変えることで、
「知っている曲なのに、知らない世界に連れていかれる」
という感覚を作れる。
■そして下村陽子氏という最大のカード
ここも無視できない。
下村氏は「Dearly Beloved」の単純な反復ではなく、シリーズの歴史に応じてアレンジを変化させてきた。
実際、本人は過去のインタビューで「Dearly Beloved」を自身のお気に入りの作曲作品として挙げている。
つまりこの曲は、
「昔作った有名曲だから適当に再利用する」
というタイプの楽曲ではない。
むしろシリーズの節目ごとに再解釈できる、極めて特殊なテーマなのである。
■KH4のトレーラーから見える「可能性」
2026年のKH4トレーラーでは、従来のファンタジー色だけではなく、クァッドラトゥムという現代的な都市空間や、『リメンバー・ミー』の世界など、新しい方向性が明確になっている。
これが音楽にも反映されるなら、KH4版Dearly Belovedは従来よりも、
- 都会的
- 映画音楽的
- 神秘的
- 現実と幻想の境界を感じさせる
- 過去作への郷愁と未来への不安が同居する
ようなアレンジになる余地がある。
つまり――
KH2=「これまでの旅を振り返るDearly Beloved」
KH4=「これから何が起きるのか分からないDearly Beloved」
という差別化が可能なのだ。
■オタクくん最大の問題「思い出補正」
ただし最大の敵がいる。
それが思い出補正である。
KH2をリアルタイムでプレイした人間にとって、タイトル画面から流れるDearly Belovedは、単なる音楽ではない。
「KH2を起動した瞬間」
「夏休み」
「初めてロクサス編を遊んだ記憶」
「ソラに戻った瞬間」
「その頃の自分」
まで一緒に保存されている。
この人生との結合を新曲が超えるのは、音楽的な完成度だけでは難しい。
■しかしKH4には「新しい思い出補正」を作る力がある
ここが今回の仮説の核心。
KH4を初めて起動したとき。
タイトル画面が表示される。
暗転。
そして、あの旋律。
しかし今までとは違う音色。
違う和声。
違う空気。
そしてクァッドラトゥムの映像。
もしこれが完璧にハマった場合――
「ああ、キングダムハーツだ……」
と同時に、
「でも今までのキングダムハーツじゃない……」
という感覚を発生させられる。
これはかなり強い。
■ネット上でもKH4のDearly Belovedへの期待は既に発生
2026年7月の海外ファンコミュニティでも、KH4のDearly Belovedがどのような方向になるのかについて議論が起きている。過去作と同じテーマを維持する可能性や、KH4独自の音楽的アイデンティティへの期待など、ファンの予想は分かれている。
もちろんこれは公式情報ではなく、あくまでファンの反応。
しかし逆に言えば、
「KH4の音楽に何を期待するか」
という段階から、すでにDearly Belovedが重要な論点になっていることは確認できる。
■結論:KH2版を「音楽的に超える」のではなく「人生補正込みで超える」可能性
現時点ではKH4版Dearly Belovedの完成音源が公開されていないため、KH2版を実際に超えたとはまだ言えない。
しかし、条件だけを見ると可能性は十分ある。
| 項目 | KH2版 | KH4版に期待できる方向 |
|---|---|---|
| 役割 | シリーズの成熟 | 新章への入口 |
| 感情 | 郷愁・哀愁 | 未知・期待・不安 |
| 世界観 | 従来のKH世界 | クァッドラトゥムなど新世界 |
| 音楽的武器 | 完成された旋律 | 新しい音色・和声・空間表現 |
| 最大の敵 | なし | KH2版への思い出補正 |
したがって当オタク社の暫定判定は――
「KH4がKH2版Dearly Belovedを超える説、十分成立」
である。
ただし条件は厳しい。
「KH2版より綺麗な音源を作る」だけでは足りない。
必要なのは、
「KH4をプレイした人間の人生に、新しいDearly Belovedを焼き付けること」
なのだ。
もし下村陽子氏がここで、KH2版とは別方向の「新しい時代のDearly Beloved」を叩き出したら――
当オタク社の暫定ナンバー1が、
「Dearly Beloved -KH2 Ver.-」
から、
「Dearly Beloved -KH4 Ver.-」
へ王座交代。
そんな世代交代型Dearly Belovedが起きても全然おかしくない。
むしろKH4という「新章」の意味を考えると、ここで過去最高のDearly Belovedをぶつけてくる展開は、あまりにもキングダムハーツ的である。
KH2で泣いたオタクくん、KH4でまたタイトル画面から泣かされる可能性wwwww