もちろんです。今回の話、**「OCNモバイルONEはもう新規受付終了しているのに、現役ユーザー向け料金だけ改定する」**という点がかなり強烈です。しかも実際には「サービス終了」ではなく、新規受付終了後も既存契約を継続している旧サービスなので、そこは厳密に分けて検証します。
【悲報】NTTさん、かつてKDDIがやってしまった「旧プラン値上げ技」をサ終したOCNに使ってしまうwww説【徹底検証】
「新しいプランに移行してください!」
……ではなく、
「その旧プラン、もう新規受付してません。でも今使ってる人には値上げします」
という通信業界特有の強烈なムーブが、ついにOCNモバイルONEにも襲来した。
2026年9月25日、NTTドコモはOCNモバイルONEを含む一部の新規受付終了済み料金プランについて、2026年12月1日から月額料金を改定すると発表。
つまりオタクくん的には、
「待て。OCNモバイルONEって新規受付終了したサービスじゃなかったっけ?」
となるわけである。
さらに振り返ると、KDDIも近年、既存プランの料金改定を実施している。
果たしてこれは、通信業界で定着した「旧プランを残しつつ既存ユーザーの料金を上げる」というビジネスモデルなのか。
徹底検証してみよう。
■まず重大な事実確認:「OCNはサ終した」のか?
ここは記事タイトルからして要注意ポイントである。
厳密には「OCNモバイルONEそのものが終了した」わけではない。
2023年7月以降、新規受付は終了しているものの、既存ユーザーは引き続き利用できる状態が維持されてきた。
現在も公式サポートにはOCNモバイルONEの利用状況確認や各種手続きの案内が掲載されている。
したがって、今回の状況を正確に表現すると、
- 新規受付終了
- 既存契約は継続
- そして2026年12月から既存ユーザーの月額料金を改定
である。
つまり、
「サ終したサービスを値上げ」
というより、
「新規受付を終えた旧サービスを、既存ユーザー向けに維持しながら値上げ」
なのである。
■2026年12月、OCNモバイルONEに何が起きるのか
NTTドコモの公式発表によれば、2026年12月1日から新規受付終了済み料金プランを中心に月額料金を改定。
その中には、なんとOCNモバイルONEが容量別にずらりと含まれている。
| OCNモバイルONE | 月額料金の改定 |
|---|---|
| 30GB | +300円 |
| 20GB | +200円 |
| 10GB | +200円 |
| 500MB | +100円 |
| 1GB | +100円 |
| 3GB | +100円 |
| 6GB | +100円 |
| 110MB/日 | +100円 |
| 170MB/日 | +100円 |
※NTTドコモ発表の改定額。
しかもポイントは、
「新規受付終了済みの料金プラン」
であること。
新しいお客さんを積極的に獲得するための料金ではない。
それでも既存契約者には料金改定が適用される。
■「いや、それKDDIもやってましたやんwww」
ここでKDDIを見ると、かなり似た構造が見えてくる。
KDDIは2025年8月、既存の料金プランについてサービス内容の変更と月額料金改定を実施。
現在利用中のユーザーについても、2025年8月利用分から改定後料金が適用されると説明している。
さらに2024年にも、NetflixやDAZNなどの料金改定に伴って、受付終了済みのau料金プランを含む既存プランの料金が改定されている。
つまり、
「新プランを作ったから旧プランはそのまま永久保存!」
という世界ではない。
むしろ通信業界では、
- 新プランを投入
- 旧プランの新規受付を終了
- 既存ユーザーは旧プランを継続利用可能
- しかし後年、旧プランの料金・条件を改定
という構造が成立している。
■これぞ「旧プラン値上げ技」なのか?
オタクくん、ここで妙なことに気付く。
普通の商品なら、
「旧モデルだから安売り」
となることが多い。
ところが携帯電話料金では逆方向に進むことがある。
旧プランだからといって、料金が永遠に固定されるわけではない。
通信設備、人件費、システム維持費などのコストを理由として、既存契約者を対象に料金改定が行われる。
今回のドコモも、物価・人件費上昇などの事業環境変化を理由としている。
つまり企業側から見ると、
「旧サービスを残す=旧料金を永久保証する」ではない。
■しかもOCNモバイルONE、元々は「安さ」が強烈だった
ここが今回のニュースの面白いところ。
OCNモバイルONEは2014年の料金改定時にも、月額900円の50MB/日コースなどを投入し、「業界最安値」を前面に出していた。
つまり歴史的には、
「安いOCNモバイルONE」
というブランドイメージが存在していた。
それが時代を経て、
「新規受付終了」
↓
「既存ユーザーだけ残る」
↓
「その既存ユーザーにも料金改定」
というフェーズに入ったわけである。
■なぜこんなことが可能なのか?
最大のポイントは「既存ユーザーは新規契約者ではない」ということ。
新規募集を停止している以上、現在の料金表は「これから客を呼び込むための広告価格」ではない。
一方で既存契約者には、通信設備・システム・サポートなどのサービス提供コストが発生し続ける。
そのため企業としては、
- 新サービスへ移行させる
- 旧サービスを維持する
- 旧サービスの料金を改定する
という複数の選択肢を持つことになる。
今回のOCNモバイルONEは、そのうち「旧サービスを維持しながら料金を上げる」パターンに入ったと見ることができる。
■しかしKDDIとNTTは「全く同じ」ではない
ここは冷静に線引きしたい。
KDDIの近年の料金改定には、サービス内容の追加やコンテンツ料金の変更など、料金上昇と同時に何らかの内容変更が行われたケースもある。
たとえば2025年のau既存プラン改定では、Starlink Direct、5G Fast Lane、海外放題などのサービスが組み込まれている。
一方、今回のOCNモバイルONEについては、NTTドコモが「通信サービスを提供するために必要な各種コストの上昇」などを理由として料金改定を案内している。
したがって、
「KDDIとNTTが完全に同じ戦略を採用した」
とまでは断定できない。
ただし、
「新規受付終了後も既存ユーザーを対象に料金改定する」
という現象そのものは共通している。
■オタクくん的「通信プランのライフサイクル」がこれ
| フェーズ | 通信会社の動き |
|---|---|
| ①新プラン登場 | 「新しい料金プラン始めました!」 |
| ②旧プラン受付終了 | 「新規受付はこちらに統一します」 |
| ③既存客は継続 | 「現在の契約はそのまま使えます」 |
| ④数年経過 | 旧プランの維持コスト発生 |
| ⑤料金改定 | 「既存のお客さまも改定対象です」 |
| ⑥最終段階 | 場合によってはサービス終了・移行案内 |
これを見ると、今回のOCNモバイルONEはまさに④→⑤の段階に入ったと考えられる。
■「旧プランだから値上げされない」は幻想だった
携帯電話オタクが長年抱いてきた幻想、それが、
「俺は昔の安いプランを維持しているから勝ち組!」
である。
ところが今回のOCNモバイルONEを見ると、
「旧プランを維持していること」と「旧料金を永久に維持できること」は別問題。
ここを混同すると危険である。
旧プランは「新規契約者に選ばれなくなったプラン」であって、必ずしも「料金改定から永久に守られるプラン」ではないのだ。
■結論:NTT、KDDI式「旧プラン値上げ」をOCNにも投入した説はかなり成立
今回の件を整理すると、
- OCNモバイルONEは新規受付終了後も既存ユーザーが利用している
- 2026年12月1日から既存ユーザーを対象に月額料金を改定
- 10GB・20GB・30GBなど複数コースが値上げ対象
- ドコモは物価・人件費などのコスト上昇を理由として説明
- KDDIも過去に受付終了済みを含む既存料金プランの改定を実施
という事実が確認できる。
したがって今回の説を一言でまとめるなら――
「OCNモバイルONE、死んだと思ったら生きていた。しかし料金改定という形で現世に爪痕を残していくwww」
である。
ただし正確には「サ終」ではなく「新規受付終了+既存契約継続」。
そして2026年12月から、その既存契約者にも料金改定が及ぶ。
つまり通信業界の真理は、
「旧プランを持っているから安心」ではなく、「旧プランもいつか料金改定される可能性がある」
だったのである。
オタクくん、古参プランという名の「料金タイムカプセル」を掘り当てたと思ったら、中から出てきたのは値上げ通知だった模様www
※なお、今回の公式発表では2026年12月1日からOCNモバイルONEの料金改定が明記されています。
このため「KDDIがやっていた手法との構造比較」は成立しますが、「NTTがKDDIを模倣した」とまでは公式資料からは確認できない、というのが検証上の重要ポイントです。