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Yoko Shimomura、やっぱり世界の「KINGDOM HEARTS」の曲が認知度ナンバーワン説www

たしかにこの説、かなり強いですw
ただし「世界の一般人まで含めた認知度ナンバーワン」と断定できる公的な楽曲認知度調査は見当たらないので、**「Yoko Shimomuraの作曲家としての名前と楽曲が世界規模で結びつく代表作」**という意味で検証すると相当説得力があります。

Yoko Shimomura、やっぱり世界の「KINGDOM HEARTS」の曲が認知度ナンバーワン説www【徹底検証】

結論:かなり有力。ただし「世界の全ゲーム音楽で認知度No.1」ではなく、「Yoko Shimomura本人の代表曲として世界的に認知されている作品」という意味なら、KINGDOM HEARTSが最有力候補である。

Yoko Shimomuraといえば、『SUPER MARIO RPG』『LIVE A LIVE』『Parasite Eve』『Legend of Mana』『Mario & Luigi』シリーズなど、ゲーム音楽史に大量の名曲を残してきた作曲家である。

ところが「その曲を聴いたことがある人の母数」という話になると、突然『KINGDOM HEARTS』がバカ強い。

なぜなら、そこにはSquare Enix × Disneyという、とんでもない世界市場への入口が存在したからである。

■まず「KINGDOM HEARTSの曲」と言ったとき何が出てくるのか

最初に重要なのが、「KINGDOM HEARTSの曲」には二種類あるという点だ。

  • Yoko Shimomura作曲のゲーム内BGM
  • 宇多田ヒカルが歌う主題歌

代表的なゲーム内楽曲が「Dearly Beloved」。

一方、初代の「Hikari」/英語版「Simple and Clean」は宇多田ヒカルによる主題歌であり、これはShimomura作曲ではない。Shimomura本人の公式ディスコグラフィーでも、KINGDOM HEARTSのゲームスコアと、宇多田ヒカルによるボーカルテーマは明確に区別されている。

つまり、

「Simple and CleanまでYoko Shimomuraの曲として数える」

のはアウト。

しかし逆に言えば、「Dearly Beloved」を筆頭とするゲーム音楽だけでも十分に世界的な存在感があるということなのである。

■「Dearly Beloved」が強すぎる

何がヤバいって、この曲。

普通のゲームBGMなら、作品をプレイした瞬間に流れて終わる。

ところが「Dearly Beloved」はシリーズのタイトル画面を象徴する音楽として何度も姿を変えて登場する。

Shimomura本人の公式サイトでも、初代KINGDOM HEARTSの音楽について、「Dearly Beloved」がシリーズを開く短いピアノ曲であり、各作品でアレンジされ続けてきたことが説明されている。

さらにShimomura本人は過去のインタビューで「Dearly Beloved」を自身のお気に入りの作曲曲として挙げている。

つまりこれは単なる人気曲ではなく、

「KINGDOM HEARTSというシリーズそのものを音で識別させるテーマ」

に近い。

■しかも20年以上「同じメロディ」を世界中に聞かせ続けている

ここが他のゲーム音楽との巨大な違い。

初代KINGDOM HEARTSは2002年発売。

その後もシリーズ作品が大量に展開され、「Dearly Beloved」は繰り返しアレンジされてきた。

つまり2002年に初代をプレイした人間が、続編をプレイすると、

「あ、この曲だ」

となる。

しかも2000年代、2010年代、2020年代のプレイヤーに対して、同じシリーズの入口で何度も流れる。

Shimomura本人も、2017年のKINGDOM HEARTS Orchestra関連インタビューで「Dearly Beloved」がタイトル曲として採用された経緯を説明している。もともと別用途向けに作った曲が、最終的にシリーズを代表するタイトル曲になったという、かなり面白い誕生経緯である。

■そしてKINGDOM HEARTS、世界規模でデカすぎる

ここで「認知度」の母数を考える。

スクウェア・エニックスは2024年のSteam版展開に際して、KINGDOM HEARTSシリーズが世界累計3,600万本以上出荷していると公表している。

もちろん、

「3,600万本=3,600万人がDearly Belovedを知っている」

ではない。

しかし、世界規模で何千万本も流通したゲームシリーズのタイトル画面に、20年以上にわたって繰り返し同じ作曲家の代表テーマが配置されている。

これは認知の母数を作る仕組みとしては非常に強い。

■さらに「ゲームをプレイしていない人」への浸透ルートもある

そしてKINGDOM HEARTSの恐ろしいところが、

Disneyブランドとの接続

である。

KINGDOM HEARTSはDisneyとSquare Enixのコラボレーションによって成立したシリーズであり、Disney作品のキャラクターや世界がゲーム内に登場する。スクウェア・エニックス自身もシリーズをDisneyとのコラボレーションによるRPGとして説明している。

つまり、

ゲーム好き
↓
JRPG好き
↓
Disney好き
↓
PlayStation・Steamユーザー
↓
ゲーム音楽ファン

という複数の入口からKINGDOM HEARTSに接触できる。

この「ゲーム音楽専門ファンだけの市場ではない」という点が強い。

■「Dearly Beloved」は曲名を知らなくても聴いたことがある可能性がある

さらに面白いのがここ。

「Dearly Beloved」というタイトルを知っている人と、

「ああ、このピアノの曲ね」

と聴覚的に認識できる人は別である。

実際、シリーズの歴代タイトル画面で繰り返し使用されてきたため、KINGDOM HEARTSプレイヤーにとっては曲名を知らなくてもメロディを知っているという現象が起きやすい。

2017年のインタビューでも、KINGDOM HEARTSの「どの曲がKINGDOM HEARTSの曲なのか」という問いに対し、ディレクターの野村哲也氏が「Dearly Beloved」を挙げている。

つまりシリーズ内部でも、

「Dearly Beloved=KINGDOM HEARTS」

という認識がかなり強い。

■では『Mario』や『Final Fantasy』には勝てないのか?

ここは冷静に分ける必要がある。

「世界のゲーム音楽全体で最も認知度が高い作曲家・曲」という話なら、Koji KondoによるMarioやZelda、植松伸夫によるFinal Fantasyなど、巨大な候補が存在する。

したがって、

「Dearly Belovedが世界のゲーム音楽で絶対No.1!」

と統計的に断言する材料は今回確認できない。

しかし、これは今回の説とは少し違う。

今回の説は、

「Yoko Shimomuraという作曲家の名前を世界規模で代表する作品は何か?」

だからである。

この問いになるとKINGDOM HEARTSが急激に強くなる。

■Yoko Shimomuraの他の代表作も当然ヤバい

作品 代表性 世界的認知の構造
SUPER MARIO RPG 非常に強い Marioブランド+任天堂
LIVE A LIVE 非常に強い カルト的人気+リメイク
Legend of Mana 非常に強い 音楽ファンから高評価
Parasite Eve 強い PS1時代の代表作
Mario & Luigi 強い Marioブランド
KINGDOM HEARTS 極めて強い Disney+Square Enix+世界展開+シリーズ継続

Shimomuraの公式ディスコグラフィーを見ると、KINGDOM HEARTS以外にも非常に広いキャリアを持っていることが分かる。

つまり、「KINGDOM HEARTSしか代表作がない」という話では全くない。

むしろ逆。

これだけ代表作があるのに、世界規模のブランド力まで加わったKINGDOM HEARTSが頭一つ抜けるという話なのである。

■そして「作曲家本人の名前」と「作品」が結びつく

ここも重要。

ゲーム音楽の場合、プレイヤーは曲を知っていても作曲者名までは知らないことが多い。

しかしShimomuraの場合、KINGDOM HEARTSを入口にして、

「この曲、誰が作ったんだ?」

↓

「Yoko Shimomuraだったのか!」

という逆流が発生する。

そしてそこから「Mario & Luigiも?」「LIVE A LIVEも?」「Legend of Manaも?」となる。

つまりKINGDOM HEARTSは、Shimomuraの代表作であると同時に、他作品へ誘導する入口にもなっている。

■ただし最大の注意点「Simple and Clean」はShimomuraではない

オタクくん、ここだけは厳密にしよう。

「KINGDOM HEARTSの音楽=全部Yoko Shimomura」ではない。

ゲームスコアの中心をShimomuraが担っている一方、初代から続く「Hikari」/「Simple and Clean」、KHIIの「Passion」/「Sanctuary」などの主題歌は宇多田ヒカルによるもの。

Shimomuraの公式サイトも、ゲームスコアと宇多田ヒカルのボーカルテーマを別系統として整理している。

したがって、

「世界中の人が知っているKINGDOM HEARTSの曲が全部Yoko Shimomuraの曲だから、彼女が世界一有名」

という論法は成立しない。

しかし、

「KINGDOM HEARTSの世界的知名度によって、Yoko Shimomuraのゲーム音楽が世界規模の聴衆へ届く巨大な入口が形成された」

なら、かなり妥当である。

■最終判定

検証項目 判定
Shimomuraの代表作か ◎
世界規模のゲームシリーズか ◎
シリーズを象徴するShimomura曲が存在するか ◎「Dearly Beloved」
20年以上にわたり反復使用されているか ◎
Disneyという巨大ブランドとの接続があるか ◎
世界累計3,600万本超のシリーズ規模か ◎
「世界で最も認知度が高いShimomura曲」と統計的に証明できるか △ 認知度調査が必要

■結論:「Yoko ShimomuraといえばKINGDOM HEARTS」は世界的にはかなり強い

今回の説を最も正確に言い換えるなら、こうなる。

「Yoko Shimomuraの楽曲で、世界規模の一般的認知に最も結びつきやすい代表作候補はKINGDOM HEARTS、特に『Dearly Beloved』説」

これはかなり筋が通っている。

なにしろ、

2002年に生まれる
↓
Disney × Square Enixという世界級IPで展開
↓
シリーズ累計3,600万本超
↓
タイトル画面で「Dearly Beloved」を反復
↓
続編・スピンオフでもアレンジ
↓
20年以上にわたって世界中のプレイヤーへ再提示

という、作曲家の代表曲を世界規模で刷り込むシステムが完成しているからである。

オタクくん的には、

「Yoko Shimomura、代表作が多すぎて一つに絞れない」

↓

「じゃあ世界一般への認知経路を考えよう」

↓

「Disneyと組んだKINGDOM HEARTSが強すぎる」

↓

「Dearly Beloved、実質Shimomura世界布教テーマでは?」

となるわけである。

なお、KHの世界的知名度に貢献した「Simple and Clean/Hikari」は宇多田ヒカル、ゲーム内の象徴的テーマ「Dearly Beloved」はShimomura。

この二本柱が同じ作品に存在していることこそ、KINGDOM HEARTS音楽が強烈に記憶へ残る理由の一つと言えそうだ。

――つまり「世界のKINGDOM HEARTS」と「Yoko Shimomura」を結ぶ最重要ワード、結局「Dearly Beloved」説www

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