【徹底検証】“ことのん”こと香里(CV:井上喜久子)は絶望少女達なのか? 歌唱曲数から紐解く「準レギュラー説」の真実
アニメ『さよなら絶望先生』の作中で、ネットアイドルとして強烈な個性を放つ「ことのん」こと香里(CV:井上喜久子)。メインの絶望少女達(9人)の影に隠れがちですが、彼女が参加している楽曲はファンの間で名曲として高く評価されています。そこで浮上するのが、「ことのんは実質的に絶望少女達の10人目のメンバー(準レギュラー)なのではないか?」という説です。
今回は、ことのん(香里)が参加している全楽曲を洗い出し、彼女の歌唱曲数とユニット内でのポジションを徹底検証します。
【結論】歌唱曲数は3曲。「絶望少女達(+α)」としての特殊ポジション
結論から言うと、ことのんは「絶望少女達の正式な9人には含まれないが、単独ユニット曲に複数回招集された唯一無二の“準レギュラー(10人目)”である」と言えます。
ことのん名義(あるいは香里名義)で絶望少女達のメンバーと公式に共演・歌唱している楽曲は計3曲存在します。これは、他の1話限りのゲストキャラクターやサブキャラクターたちと比べても破格の待遇です。
ことのん(香里)参加楽曲一覧
| 曲名 | 歌唱人数 | 共に歌唱した絶望少女達のメンバー | 収録CD |
|---|---|---|---|
| ニート釣り | 3人 | 風浦可符香、日塔奈美 | シングル『空想ルンバ』C/W |
| 無暗に高揚哀愁メランコリア | 3人 | 風浦可符香、日塔奈美 | アルバム『絶望歌謡大全集2』 |
| 絶望レストラン | 4人 | 小森霧、常月まとい、小節あびる | 第3期『懺・さよなら絶望先生』ED |
検証1:可符香・奈美との「加工・電波ソングトリオ」
ことのんの歌唱曲を語る上で外せないのが、初期のC/W曲である『ニート釣り』と、アルバムに収録された『無暗に高揚哀愁メランコリア』の2曲です。
この2曲は、いずれも「風浦可符香、日塔奈美、ことのん」の3人ユニットで歌唱されています。作中屈指の電波キャラである可符香、普通少女の奈美、そしてネット世界のアイドルであることのんという組み合わせは、テクノポップやエレクトロ色の強い「声にエフェクト(加工)をかける楽曲」において最高のシナジーを発揮しました。
検証2:地上波EDへの大抜擢『絶望レストラン』
ことのん準レギュラー説を決定づけたのが、アニメ第3期『懺・さよなら絶望先生』のEDテーマである『絶望レストラン』への参加です。
この曲は、小森霧、常月まとい、小節あびるという「おどろおどろしい・陰のある元祖EDメンバー」の中に、ことのんがごく自然に混ざって4人で歌唱しています。キャラクターの立ち位置としてはサブでありながら、地上波アニメの公式EDテーマの歌唱メンバー(絶望少女達名義)としてクレジットされたことは、彼女が「10人目の少女」として扱われていた強力な証拠です。
💡 パート割りの特徴:お姉さんボイスがもたらす異質な艶っぽさ
他の絶望少女達(主に10代~高校生らしい声質)の中に、井上喜久子氏の持つ「包容力のある、しかしどこか狂気を孕んだお姉さんボイス」が入ることで、楽曲に独特の艶っぽさとアングラ感がプラスされています。これが『絶望レストラン』をシリーズ屈指のお洒落かつ不穏な名曲へと押し上げました。
まとめ:ことのんは「10人目の絶望少女」だったのか?
検証の結果、ことのん(香里)は『デッド・ラインダンス、デス』のような全員曲(9人)には含まれないものの、以下の理由から「実質的な10人目のメンバー(準レギュラー)」という説は極めて正しいと結論づけられます。
- 単発のキャラソンに留まらず、3曲もの主要楽曲に参加している。
- メイン絶望少女達の派生ユニット(3人曲・4人曲)に自然に組み込まれている。
- 第3期の地上波EDテーマという、作品の「顔」となる楽曲の歌唱を任されている。
絶望先生の音楽世界をより深く楽しむ上で、ことのんが残した3つの名曲は、9人の大所帯とはまた違ったスパイスを与える重要なピースとなっています。