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【徹底検証】外貨預金って情弱ではないか?「FXをレバレッジ1倍でやる方が手数料が安い」説www

外貨預金そのものを「情弱」と断定するのは少し強いですが、「円→外貨→円」という為替エクスポージャーだけが欲しいなら、FXを実効レバレッジ1倍にして保有する方がコスト面で有利になり得る――という説はかなり検証価値があります。

以下、ネタの勢いを残しつつ、手数料・リスク・税制・預金保護まで比較した記事です。

【徹底検証】外貨預金って情弱ではないか?「FXをレバレッジ1倍でやる方が手数料が安い」説www

「ドルを持っておきたい」
「円安に備えて外貨資産を持ちたい」
「でもFXは怖い……」

そんな人が銀行の外貨預金に向かうのは、果たして合理的なのだろうか。

ここで一つの疑問が発生する。

「為替リスクを取りたいだけなら、FXを実効レバレッジ1倍にすればよくね?」

FXと聞くと「レバレッジをかけて一攫千金」というイメージが強い。
しかし、実際には十分な証拠金を入れて、保有する外貨ポジションと同額程度にすることで、実質的に1倍程度の為替エクスポージャーにすることも考えられる。

そこで今回は、
「外貨預金 vs FX実効レバレッジ1倍」
を、コスト・リスク・利便性・税制・資産保護の観点から徹底検証する。

■ 結論:手数料だけを見るなら「FX1倍」はかなり強い

まず結論から言えば、

「ドルなどの外貨を長期的に保有したい」という目的だけなら、FXを実効レバレッジ1倍程度で利用する方法は、外貨預金の有力な代替候補になり得る。

特に比較したいのが、
円→外貨、外貨→円の交換コスト
である。

金融庁も外貨預金について、通常は円から外貨への預け入れ、外貨から円への引き出しの際に為替手数料がかかると説明している。さらに、為替相場が円高方向に動けば為替差損が発生する。

一方、FXでは一般的に「為替手数料」という名前の固定料金ではなく、主として買値と売値の差=スプレッドが取引コストになる。

つまり、

外貨預金
  円 → 外貨 → 円
       ↑
   為替手数料など

FX
  円 → ドル買い → ドル売り → 円
       ↑       ↑
     スプレッド
  

という構造になる。

■ 「FX=ハイレバ」という思い込みを捨てる

ここが今回の最大のポイントだ。

FXには「レバレッジ」という言葉が付きまとうため、

FX=借金して為替ギャンブル

というイメージになりやすい。

しかし、レバレッジは必ず最大まで使わなければならないものではない。

例えば100万円相当のドルをFXで保有する場合、100万円程度の証拠金を用意すれば、実効的なレバレッジをおおむね1倍に近づけられる。

日本の個人向け店頭FXでは、取引金額に対して4%以上の証拠金が必要とされ、規制上の最大レバレッジは25倍以下となっている。つまり、「25倍まで取引できる」ことと「25倍で取引しなければならない」ことは全く別問題なのである。

オタクくん、ここで重要なことに気づく。

「FX、レバレッジ1倍で使えばただの為替ポジションでは?」

もちろん「ただの外貨預金」と完全に同じではない。
しかし、為替変動に対する経済的な感応度を1倍程度に抑えるという意味では、かなり近い目的に使える。

■ 数字で考えると「手数料差」が見えてくる

仮に100万円をドルに替えるとする。

外貨預金では、銀行が提示する為替レートと市場の為替レートとの差がコストとして効いてくる。

しかも、ドルを買うときだけではない。

最終的に円へ戻すなら、

円
 ↓
ドル購入
 ↓
ドル保有
 ↓
ドル売却
 ↓
円
  

と往復することになる。

金融庁も外貨預金について、円から外貨、外貨から円への交換に為替手数料がかかるのが通常だと説明している。

一方でFXでは、売買コストの中心となるのがスプレッド。
したがって、低スプレッドのFX口座を利用できれば、単純な為替交換コストでは外貨預金より有利になる可能性がある。

ここで注意したいのは、
「FXなら必ず安い」ではない
ことだ。

実際のコストは、通貨ペア、時間帯、スプレッドの変動、約定条件、スリッページ、その他の費用などによって変わる。
金融庁も低スプレッドを強調するFX業者について、実際の約定時にはスリッページなどによって広告表示より高いコストになる可能性に注意を促している。

■ しかし「FX1倍=外貨預金の完全上位互換」ではない

ここで外貨預金派から反撃が入る。

「FXと預金は商品そのものが違うだろ!」

その通り。

ここを無視して「FX1倍の完全勝利!」とすると、それこそ情弱記事になってしまう。

① FXにはスワップポイントがある

FXでは、ポジションを保有すると通貨間の金利差などに基づくスワップポイントが発生する。

しかもスワップポイントは固定ではない。
金融庁も、各国の短期金利などに応じて日々変動し、受け取りから支払いに転じる可能性があると説明している。

したがって、

「スプレッドが安い」
        ↓
「だから長期保有も必ず安い」
  

とはならない。

長期保有なら、スワップポイントまで含めた総保有コストを見る必要がある。

② FXは「外貨そのものを銀行口座に預ける」のとは違う

外貨預金では実際に外貨預金残高を保有する。

一方、FXは外国為替証拠金取引というデリバティブ取引だ。
金融庁もFXを金融商品取引法上のデリバティブ取引として位置づけている。

つまり、

「ドルを持つ」のと「ドルの価格変動を取引する」のは、似ているようで法律上・商品上は別物。

③ 預金としての使い勝手は外貨預金に分がある場合も

「海外旅行用のドルを用意したい」
「海外送金に使いたい」
「実際の外貨残高として持ちたい」

といった目的なら、FXより外貨預金の方が目的に合う場合がある。

つまり「何のために外貨を持つのか」で結論が変わる。

■ 外貨預金には「預金」という安心感がある……が

外貨預金最大の誤解ポイントがこれ。

「預金だから安全そう」

というイメージだ。

しかし金融庁によれば、外貨預金は預金保険の対象外である。

したがって、

外貨預金=円預金と同じ意味で安全

と考えるのは適切ではない。

さらに外貨預金には当然ながら為替変動リスクもある。
円高になれば、外貨そのものの数量が変わらなくても円換算額は減少する。

■ FXにも当然ながら巨大な落とし穴がある

「じゃあFX1倍で解決じゃん!」

……とならないのが金融商品の面白いところである。

FXは、そもそも証拠金取引だ。

金融庁はFXについて、為替が想定と逆方向に動いた場合には損失が発生し、急激な相場変動時には証拠金を上回る損失が発生する可能性もあると注意喚起している。

だからこそ「1倍運用」を考えるなら、

  • 実効レバレッジを低く保つ
  • 証拠金維持率を十分高くする
  • 強制ロスカットに依存しない
  • スワップポイントを確認する
  • スプレッドだけでなく総コストを見る
  • 日本で登録された業者を利用する

といった管理が重要になる。

■ 「手数料情強度」だけならFX1倍説はかなり成立

ここまでを整理すると、こんな構図になる。

項目 外貨預金 FX・実効1倍程度
為替エクスポージャー あり あり
為替交換コスト 為替手数料等 主にスプレッド
レバレッジ 基本的に借入型ではない 低く抑えることが可能
スワップ 預金金利 スワップポイント
預金保険 対象外 預金商品ではない
実際の外貨を持つ用途 向いている場合がある 目的が異なる
商品性 預金 デリバティブ

つまり、

「海外旅行用のドルを保有したい」なら外貨預金の意味がある。

「円安に備えて為替ポジションを持ちたい」なら、FXの低レバレッジ運用を比較対象に入れる合理性がある。

■ オタクくんの「外貨預金情弱説」はどこまで正しいのか

判定を細かく分けるとこうなる。

【説①】外貨預金はFXより必ず高コスト

→ これは言い過ぎ。

実際の外貨預金の手数料体系、FXのスプレッド、キャンペーン、通貨、保有期間などによって結果は変わる。

【説②】FXはレバレッジ1倍程度で使える

→ 考え方として成立。

FXの最大レバレッジと、自分が実際に使う実効レバレッジは別物である。

【説③】為替コストだけならFXが有利になり得る

→ かなり成立。

特に低スプレッドのサービスでは、外貨預金の為替手数料と比較する価値が高い。

【説④】だから外貨預金は情弱

→ ここで一旦停止。

外貨預金には「実際の外貨を預金として持つ」「海外利用に使う」など、FXとは異なる用途がある。

■ 真の情強は「商品名」ではなく総コストを見る

この問題の本質は、

「外貨預金かFXか」ではない。

本当に見るべきなのは、

取得時コスト
+
保有中の金利・スワップ
+
売却時コスト
+
税金
+
資金拘束
+
商品固有のリスク
  

である。

これを比較せずに「銀行だから安心」「FXだから危険」「FXだから手数料が安い」と決めつけるのは、どちらも雑である。

■ 最終結論

「外貨預金は情弱」説は、そのままでは成立しない。

しかし、

「単純に為替への投資・円安ヘッジをしたいだけなら、FXを実効レバレッジ1倍程度で利用する方法も検討すべきで、為替コストだけを比較するとFXが有利になるケースがある」

という「外貨預金を何となく選んでいる人、一回コスト計算してみようぜ」説なら、かなり筋が通っている。

特に重要なのは、FXを「25倍レバレッジで勝負するギャンブル」としか見ないことだ。

実際には、

「レバレッジは低くして、為替コストの安い交換・保有手段として使う」

という発想もできる。

ただし、FXはあくまでデリバティブ取引であり、外貨預金とは商品性が異なる。金融庁もFXを高リスクの商品として注意喚起しているため、「手数料が安そうだからFX!」だけで決めるのではなく、スプレッド・スワップ・証拠金・ロスカット・業者の登録状況まで確認するのが本当の情強ムーブと言えるだろう。

外貨預金=即情弱ではない。
しかし「ドルを持ちたい」という理由だけで銀行の外貨預金を選んでいるなら、FX1倍とのコスト比較を一度もしないのは、ちょっともったいない。

これが今回の検証結果である。

※実際の「どっちが安いか」は金融機関・FX会社・通貨・取引時間・保有期間で変わります。特に長期保有なら、スプレッドだけでなくスワップ込みで比較するのがポイントです。

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