以下、「音楽系YouTuberを探す」のではなく、**「本業・看板は別なのに、音楽まで掘るとガチだったYouTuber」**という基準で選手権化します。
※「ガチ」は主観的な人気順位ではなく、作曲・編曲・演奏・リリース・音楽活動など、確認できる音楽面の厚さを指します。
【徹底検証】一見「音楽系YouTuber」じゃないのに音楽がガチなYouTuber選手権wwww
~絶望ライン工&バーバパパだけではなかった! 「お前、そっち側の人間だったのか」選手権~
■ ルール:音楽系を名乗っている人は原則除外
今回のテーマは単純な「音楽が上手いYouTuberランキング」ではない。
むしろ逆である。
「最初に見たとき、音楽系だと思わなかったのに、調べたら音楽までガチだった」
これを条件とする。
したがって、歌い手・DJ・バンド・音楽レビュー専門チャンネルなどを最初から音楽一本でやっている人物は対象外。
今回見るのは、
「別ジャンルの顔をしているのに、裏側では音楽制作能力まで持っている化け物」
である。
■ エントリーNo.1 絶望ライン工
ジャンル:工場・日常Vlog → 音楽・映像作品
まず前回の王道。
一般的な認識では「ライン工場で働く独身男性と犬の日常」を描くYouTuber。
現在のチャンネル概要でも製造業勤務を掲げ、音楽専門のサブチャンネル「絶望録音技術」も案内している。
ところが音楽を掘ると、
作詞・作曲・プロデュース・ボーカルまで本人が担当する楽曲をリリースしている。
例えば「深夜鉄道」は、作詞・作曲・プロデューサー・ボーカルがいずれも絶望ライン工。
しかも2024年4月15日に配信され、iTunesのヒップホップ/ラップ部門で日本3位などの記録も残っている。
さらに「絶望録音技術」では、本人の楽曲を別の演奏者が演奏する作品も展開されている。
つまり単なる「動画用BGM」ではなく、
音楽作品として独立する制作体系が存在する。
評価ポイント:生活系YouTuberの皮を被った音楽・映像クリエイター。
■ エントリーNo.2 バーバパパ
ジャンル:シュールCG・ミーム → EDM・ボカロ・映像音楽
こちらはさらに分かりにくい。
初見:
「何だこのCGはwww」
数分後:
「……いや待て、曲普通に強くね?」
という罠である。
「ウ”ィ”エ”」を筆頭に、CG・ミーム・音楽を一体化した作品を展開。
EDMやボカロ方面にも活動を広げており、
「映像がネタだから音楽もネタ」という単純構造ではないのがポイント。
つまりバーバパパは、
ミームを音楽MVにしているのか、音楽をミーム映像にしているのか分からなくなるタイプ。
評価ポイント:インターネットミームとクラブミュージックの融合。
■ エントリーNo.3 しぐれうい
ジャンル:イラストレーター → VTuber → 音楽アーティスト
これは「一見音楽系ではない」の意味が少し違う。
本職はフリーのイラストレーター。
ライトノベル、ゲーム、TCGなどのイラストを手掛け、VTuberのキャラクターデザインでも知られる人物である。
ところが2022年には1stアルバム「まだ雨はやまない」をリリース。
さらに2ndアルバム「fiction」では、
Aiobahn +81、いよわ、Q-MHz、じん、DECO*27、TeddyLoid、ナナホシ管弦楽団、MIMIなど
といった豪華な音楽クリエイター陣を起用。
「粛聖!!ロリ神レクイエム☆」はVTuberオリジナル楽曲としてYouTube 1億再生を突破したとユニバーサルミュージックが紹介している。
しかも本人は単に歌うだけではない。
自分のキャラクター・イラスト・世界観を音楽プロジェクトそのものに接続している。
評価ポイント:絵描きが音楽という別の表現媒体まで完全に取り込んだ例。
■ エントリーNo.4 オートマシン先輩
ジャンル:ギター・映像・演奏 → 絶望ライン工世界の音楽化
ここで重要な「周辺勢力」も忘れてはいけない。
「絶望ライン工」の楽曲「琥珀」では、
絶望ライン工が作曲し、オートマシン先輩が編曲・演奏、映像を別クリエイターが担当している記録がある。
これは今回のテーマを象徴している。
YouTubeの「謎の日常コンテンツ」が、
作曲→編曲→演奏→映像
という本格的な制作ネットワークへ発展しているのである。
評価ポイント:YouTube発の世界観が、普通の音楽制作工程まで侵食している。
■ エントリーNo.5 「音楽を作っているように見えない映像系クリエイター」枠
ここからが今回の本題。
実は現在のYouTubeでは、
「音楽家が映像を作る」のではなく「映像クリエイターが音楽まで作る」
という方向がかなり強い。
そのため、
- CGクリエイター
- アニメーション作家
- VTuber
- イラストレーター
- Vlog系YouTuber
- ミーム系クリエイター
- 映像編集系YouTuber
この辺を掘ると、
「実は作曲できます」
という人物が大量に出てくる可能性がある。
■ 暫定「ガチなYouTuber」勢力図
| 人物・勢力 | 表の顔 | 音楽面 | 面白さ |
|---|---|---|---|
| 絶望ライン工 | 工場・生活Vlog | 作詞・作曲・歌・プロデュース | 「工場Vlogだと思ったら音楽家だった」 |
| バーバパパ | CG・ミーム | EDM・ボカロ・映像音楽 | 「謎CGだと思ったらクラブミュージックだった」 |
| しぐれうい | イラストレーター・VTuber | アルバム・歌・音楽作品 | 「絵師から音楽シーンへ侵攻」 |
| オートマシン先輩 | 演奏・映像 | 編曲・ギター演奏 | 「YouTube世界観がバンド化」 |
■ この選手権、実は「YouTube時代の音楽」の本質を突いている説
昔の音楽産業では、
音楽家 → レコード → MV → テレビ
という順番が基本だった。
しかしYouTubeでは逆転する。
キャラクター → 映像 → ネタ → 世界観 → 音楽
というルートでも音楽を届けられる。
絶望ライン工は「生活」から音楽へ。
バーバパパは「ミーム」から音楽へ。
しぐれういは「イラスト」から音楽へ。
つまり、
音楽そのものを入口にしなくても、音楽へ人を連れていける。
■ 最終結論:二大巨頭から「異業種音楽家軍団」へ
「絶望ライン工&バーバパパが二大巨頭」という説からスタートした今回の選手権。
検証してみると、実態はむしろ、
「音楽系YouTuber」というジャンルそのものが古くなりつつある
という方向へ話が広がる。
工場Vlogから音楽。
CGミームから音楽。
イラストから音楽。
VTuberから音楽。
入口は何でもいい。
最終的に、
「この世界観にこの音楽が必要だ」
となった瞬間、クリエイター自身が音楽まで作り始める。
これこそYouTube時代の「総合クリエイター」現象なのではないか。
結論:絶望ライン工&バーバパパは二大巨頭というより、「異業種から音楽へ侵攻してきたクリエイター軍」の先鋒だった説wwww
そしてオタクくん、次にYouTubeを見るときは「音楽系」を探すのではなく、
「こいつ、実は音楽やってないか?」
という視点で見るべきである。
何気ないVlog、謎CG、イラスト、ミーム――。
その裏から突然、バチクソ良いシンセやベースラインが飛び出してくる可能性がある。