「かがみん」がこなた由来なら、「みwiki」もこなた発祥なのに、こっちはファンから半ば正式名称化している――という対比がかなり面白いです。実際、「みwiki」はファン由来の愛称とされ、後にOVAへ逆輸入されたという資料があります。
以下、「みwikiさん、完全に渾名を背負わされててカワイソス」説として検証します。
【らき☆すた】みwikiさん、完全に「渾名」で呼ばれててカワイソス説www【徹底検証】
結論から言うと――高良みゆきさん、めちゃくちゃ「みwiki」に侵食されている。
我々オタクは普通に、
「みwikiさん」
と言う。
しかし冷静に考えてほしい。
彼女の本名は高良みゆきである。
「みwiki」は本名でも公式設定上の名字でもない。
にもかかわらず、ネット上では「高良みゆき=みwiki」という認識が成立してしまった。
しかも、その発端は彼女の異常な博識ぶり。
つまりこれは、
「本人の人格よりも検索エンジン的性能が先に愛称化された」
という、なかなか業の深い現象なのである。
■ そもそも「みwiki」とは何なのか
「みwiki」は、
みゆき+Wikipedia
という言葉遊び。
作中のみゆきさんは、勉強だけではなく雑学まで幅広く知っており、こなたたちが疑問を投げると百科事典のように詳細な説明を返す。
そのためファンから「Wikipediaみたい」という連想が生まれ、「みwiki」という愛称が定着したとされる。
つまり構造としては、
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 高良みゆき |
| 特徴 | 博識・丁寧・優等生 |
| 連想 | Wikipedia |
| 合成 | みゆき+wiki |
| 愛称 | みwiki |
完全に機能から生成された渾名である。
■ そして問題は「みゆきさん」より「みwiki」が強くなったこと
公式プロフィールでは当然、彼女は高良みゆき。
こなたからも基本的には「みゆきさん」。
かがみからは「みゆき」、つかさからは「ゆきちゃん」など、人物ごとにちゃんとした呼称が存在する。
ところがネット空間に出た瞬間――
「みwiki」
になる。
ここが面白い。
つまりファン側では、
高良みゆきという人間
よりも、
「何でも説明してくれる歩くWikipedia」
というキャラクター機能が強烈に記号化されたのである。
■ しかも「みwiki」は完全なファン渾名だった
さらに重要なのは、「みwiki」は最初から作品内の正式名称だったわけではない点。
ファンによる愛称として広まったものが、後になってOVAに逆輸入されたとする資料がある。
これはオタク文化的には非常に興味深い。
ファンが勝手につける
↓
ネットで定着する
↓
公式側が拾う
↓
作中にも登場する
という、典型的な二次創作・ファン文化→公式フィードバックの流れだからだ。
■ つまり「みwiki」はこなた語なのか?
ここは「かがみん」と少し事情が違う。
「かがみん」はこなたの特徴的な呼称として作中で機能している。
一方、「みwiki」はファン側で広まった愛称が公式側へ逆流したという性質が強い。
ただし、こなた自身がみゆきさんの博識ぶりを頻繁に利用・評価していることが、この愛称との親和性を高めている。
要するに――
こなた「みゆきさんって歩く萌え要素だよね」
↓
ファン「いやもうWikipediaだろ」
↓
ファン「みゆき+wiki=みwiki」
↓
公式「……それ採用」
という文化的錬成である。
■ しかも本人が「みwiki」と呼ばれること自体がキャラ性に合っている
ここが救いである。
「みwiki」という名前は単なる悪口ではない。
むしろ、みゆきさんの最大級の長所である知識量・説明能力・優等生性を由来としている。
だから、
「デブだから○○」
のような身体的特徴を揶揄するタイプの渾名とは性質が違う。
むしろ、
「お前、知識量がWikipediaじゃんw」
という最大級の知識人認定である。
……ただし本人からすれば、
「私、高良みゆきなんですが……」
と言いたくなる可能性はある。
■ そして「みwikiさん」という謎の二重敬称
さらにオタク文化で発生するのが、
「みwikiさん」
という呼称。
これ、よく考えると妙である。
「みwiki」自体が愛称なのに、そこへ「さん」を付ける。
結果、
Wikipediaの擬人化なのか高良みゆきなのか分からない存在
が完成する。
しかし彼女自身が誰に対しても丁寧で、ファンからも「さん付け」で呼ばれることが多いキャラクターなので、この「みwikiさん」が妙に馴染んでしまう。
■ 「かがみん」と比較するとさらに面白い
| キャラ | 本名 | 愛称 | 主な発生源 |
|---|---|---|---|
| 柊かがみ | かがみ | かがみん | こなた・ファン文化 |
| 高良みゆき | みゆき | みwiki | ファン文化→公式逆輸入 |
つまり主要ヒロインの二人が、
「作中の呼称」と「オタク界隈での呼称」がズレる
という現象を起こしている。
特にみwikiの場合、ファン側の愛称があまりにも強烈だったため、公式作品側まで吸収してしまった。
■ 「みゆきさん」なのに「みwikiさん」でも成立する謎
これはキャラクターの二重人格ならぬ二重ラベルである。
作中関係性:
「みゆきさん」
ネット文化:
「みwikiさん」
知識キャラとして語る場合:
「みwiki」
つまり文脈によって名前が変わる。
しかし中身は全部高良みゆき。
■ 判定:みwikiさん、完全に渾名を背負わされていてカワイソスwww
結論。
「みwiki」は高良みゆきの公式本名ではなく、彼女の博識さをWikipediaになぞらえて生まれたファン由来の愛称とされ、後にOVAへ逆輸入された。
したがって、
高良みゆき
という一人の女子高生が、
「お嬢様」
「優等生」
「眼鏡っ娘」
「歩く萌え要素」
など数々の属性を持っているにもかかわらず、最終的にオタクからは――
「みwikiさん」
と呼ばれる。
これはもう、
高良みゆき=人間
ではなく、
高良みゆき=Wikipedia API搭載型お嬢様
という認識がネット民の中で完成していると言っても過言ではない。
そして最大の皮肉。
「みwiki」は、みゆきさん本人が勝手に名乗ったわけではない。
オタクが勝手につけた。
オタクが勝手に定着させた。
そして公式まで拾った。
――高良みゆきさん、渾名の民主化に巻き込まれていてカワイソスwww
Q.E.D.……いや、Wikipedia的には「要出典」www